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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻7号

1956年07月発行

文献概要

綜説

日本眼科学会第60回総会見聞記

著者: 大熊篤二1

所属機関: 1横浜市立大学

ページ範囲:P.1067 - P.1072

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 本年の総会は,日本医大中村康教授の司会の下に,4月2日から3日間,九段の曉星学園講堂で行われたが,今年は日眼創立60周年に当るので,その記念式典が前日丸の内東京会館で催された。
 その日は4月と云うのに朝から冷い雨が降つている。午前中に理事会に引続いて評議員会が開かれ,明後年の総会の特別講演・宿題報告について投票が行われた。再三の投票を繰返した未,特別講演は名古屋市立医大吉田義治教授に,宿題報告は斜視についてのシンポジアムで,弓削経一・広石恂・中川順一の三氏に決定された。尚明後年度の総会は,三国政吉教授の司会で薪潟で催されることゝなつた。次で明年度司会者の清水新一教授より,明年度総会は5月17日より3日間岐阜市に於て開催,その際会場の数を増して申込の全演題を採用したい旨提案があつたが,討議の結果本年度の如く会員数による割当制によることが要望された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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