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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻8号

1956年08月発行

文献概要

臨床実験

調節衰弱に於けるビタミンB1の意義

著者: 陶山喜久子1

所属機関: 1大阪市交通局病院

ページ範囲:P.1159 - P.1162

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 眼精疲労を有する調節衰弱に対して従来よりビタミンB1剤による治療が行われて来た。しかしそれによつて患者の訴える眼精疲労の消失しない場合もある。私達は調節力が低下し近点反復測定により近点値の遠隔する5名の患者を選んでアリナミン(Thiamine propyl disulfide)を投与し,この脂溶性VB1が之等に如何なる影響を及ぼすかを検討した。尚この結果より逆に調節衰弱の本態の一端を知らうとした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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