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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻8号

1956年08月発行

文献概要

臨床実験

先天夜盲性眼底白点症の一家系

著者: 南陽子 宮沢稔1

所属機関: 1大阪市大医学部眼科

ページ範囲:P.1179 - P.1183

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 先天夜盲と眼底における特異な白斑点の出現とを2大特徴とするこの疾患は,Mooren (1882)が始めて記載し,その後欧米及びわが国においても数多くの報告がなされている。今回私共も夜盲を訴える母娘2人に本症を発見したが,遺伝関係において既報告例に普通に見られる劣性遺伝の型式よりはずれる如き感があり,興味を感じたので,できうる範囲内で種々検査を行つた。次にその概要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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