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臨床実験
先天夜盲性眼底白点症の一家系
著者: 南陽子 宮沢稔1
所属機関: 1大阪市大医学部眼科
ページ範囲:P.1179 - P.1183
文献購入ページに移動 先天夜盲と眼底における特異な白斑点の出現とを2大特徴とするこの疾患は,Mooren (1882)が始めて記載し,その後欧米及びわが国においても数多くの報告がなされている。今回私共も夜盲を訴える母娘2人に本症を発見したが,遺伝関係において既報告例に普通に見られる劣性遺伝の型式よりはずれる如き感があり,興味を感じたので,できうる範囲内で種々検査を行つた。次にその概要を報告する。
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