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臨床実験
球結膜下注射後に形成されたPhlyctaen樣新生物に就いて—第1報 Tuberculoid型
著者: 小原博亨1 阿久津澄義2 鈴木実枝子1
所属機関: 1名古屋鉄道病院 2名古屋大学医学部
ページ範囲:P.1229 - P.1233
文献購入ページに移動結膜下注射により発生する病変としては,結膜下出血,或は急性結膜炎の伝染,或は誘発された虹彩毛様体炎等が拳げられて居る。尚,大塚任教授は結膜下注射後に見る限局性結膜下炎に就いてと題して私の今回報告する諸症例と全く同様の例と思われる例証を報告されて居るが,之れを同教授は限局性の小膿瘍とみられている。然し,私共は大塚教授とはやや異なる見解を有するので柳か茲に報告する。
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