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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻9号

1956年09月発行

文献概要

臨床実験

球結膜下注射後に形成されたPhlyctaen樣新生物に就いて—第1報 Tuberculoid型

著者: 小原博亨1 阿久津澄義2 鈴木実枝子1

所属機関: 1名古屋鉄道病院 2名古屋大学医学部

ページ範囲:P.1229 - P.1233

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1.緒言
 結膜下注射により発生する病変としては,結膜下出血,或は急性結膜炎の伝染,或は誘発された虹彩毛様体炎等が拳げられて居る。尚,大塚任教授は結膜下注射後に見る限局性結膜下炎に就いてと題して私の今回報告する諸症例と全く同様の例と思われる例証を報告されて居るが,之れを同教授は限局性の小膿瘍とみられている。然し,私共は大塚教授とはやや異なる見解を有するので柳か茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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