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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻9号

1956年09月発行

文献概要

臨床実験

ナダプチノールの視紅再生に及ぼす影響

著者: 松下和夫1 谷美子1

所属機関: 1大阪市交通局病院眼科

ページ範囲:P.1254 - P.1256

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 Helenienは一種のカロチノイドたるLuteinのDipalmitinsaureで,網膜色素上皮内に相当量存在しており,Studnitz,Niedermeierによつて暗調応機能を促進することが見出され,現在バイエル社よりアダプチノール(Adaptinol)の名のもとに発売されている。
 本邦においては池田教授によつて始めて紹介された。その後,正常眼の暗順応に及ぼす影響については池田・宮沢・楠部氏,網膜色素変性症に対する効果については衣笠・長谷川氏,岡氏の報告がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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