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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科10巻9号

1956年09月発行

文献概要

臨床実験

網膜膠腫の二家系

著者: 川崎正夫1

所属機関: 1千葉大学眼科

ページ範囲:P.1256 - P.1261

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 網膜膠腫が遺伝的傾向を有することは認められているところであるが,その報告例の極めて少い上に孤立した散発例であること等から現在尚その遺伝を確定するには至つていない。特に本邦に於ける報告例は少く,河本先生1),高橋氏2),根本氏3),庄司氏4)及び高安氏5)の同胞例各1例,根本氏3)の同胞とその伯母の1例を見るに過ぎない。私は今回本症の親子例及び同胞例各1例を得たので報告する。就中親子例は本邦に未だその報告を見ないところである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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