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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻1号

1957年01月発行

文献概要

臨床実験

副腎皮質ホルモンの角膜創傷治癒に対する影響—第3報 メチコルテン,プレドニンの効果

著者: 高尾泰孝12

所属機関: 1東北大学眼科 2常磐炭坑湯本病院

ページ範囲:P.49 - P.55

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I.緒言
 私は先きに,コーチゾンを始めとする副腎皮質ホルモンの本態を究明する目的で,角膜創傷治癒に及ぼすこれらステロイドの影響に就いて,昭和27年12月東京眼科集談会に発表して以来,本問題解明に努力して来たがその一部は既に眼科臨床医報(第49巻5号)及び臨床眼科(10巻3号)に掲載した。
 一般に副腎皮質ホルモンは三群に分類されるがコーチゾン,ハイドロコーチゾンはglucocorti-coidで糖,蛋白質,脂質代謝に関係する他,St-ressに対する抵抗に主役を演ずる11-Oxycortico-sterone型に属するものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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