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臨床実験
緑色を呈しない緑色腫の一例
著者: 小林信博1
所属機関: 1三菱金属細倉鉱業所病院眼科
ページ範囲:P.63 - P.65
文献購入ページに移動 急性の経過を辿り死の転帰を取る緑色の眼窩腫瘍に始めて着目し報告したのはAllen Burns (1821)であるが,爾来此の疾患の報告が多く見られる様になつた。私は昨年その腫瘍が白色ではあつたが緑色腫に属せしむべき一症例に遭遇し,ナイトロミン,ザルコマイシン,アザン等を試み,死後剖検する機会を得たので茲に報告する。
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