文献詳細
眼科新知識
文献概要
流行性角結膜炎は1889年Fuchsによつて点状表層角膜炎Keratitis punctata superficialisという名で最初に報告された病気である。我が国では1894年井上通泰が最初に報告している。その後1938年Schneiderが流行性角結膜炎Keratoconjunctivitis epidelnica (E.K.C.)という名称を提出して以来,この呼称が広く使われる様になつた。最近20年間に世界各地に大小の流行をおこしている。
本疾患が伝染性のものであることは疫学的に見て疑いの無いものであつたが,Wright (1930),Kirwan (1930),青木(1941),三井(1948),田中(1950,1951)等の人体実験によつて,更にそのことは確証された。
本疾患が伝染性のものであることは疫学的に見て疑いの無いものであつたが,Wright (1930),Kirwan (1930),青木(1941),三井(1948),田中(1950,1951)等の人体実験によつて,更にそのことは確証された。
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