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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻10号

1957年10月発行

文献概要

臨床実験

輻輳麻痺を伴う外傷性ノイローゼの1例

著者: 菅原叔子1

所属機関: 1千葉大学眼科学教室

ページ範囲:P.1251 - P.1253

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 頭部外傷後の眼球運動障害は近年大いに注目され多数の報告例が見られるが,輻輳麻痺を合併する症例はいまだ少数であり,又外傷性ノイローゼに伴う眼症状に就いても輻輳麻痺を見る事は稀のようである。
 私は最近,後頭部打撲後に輻輳麻痺を発現し,その後の経過に於いて漸次典型的なノイローゼ症状を合併した症例を観察し,その発現機序並びに相関関係に就いて聊か検討を行つたので茲に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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