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文献概要
臨床実験
プレドニゾロンの眼科的応用
著者: 湖崎弘1 坂口一之1
所属機関: 1阪大眼科
ページ範囲:P.1270 - P.1274
文献購入ページに移動1.序
薬物療法の最近の進歩の中で最も大きいものの一つは,コーチゾン等の一連の副腎皮質ホルモンであろう。殊に膠原病等に対する基礎的な治療面に於て一新紀元を画したと云える。
メイヨー・クリニツクのHenchがコーチゾンを最初に人体に使用し,その抗リウマチに輝かしい成績を納めたのは1948年で,その後各方面のステロイドホルモンの研究は目覚ましく,コーチゾンの合成,更に新しい合成ホルモンの出現が予測され,天然ホルモンに優る新しい合成ホルモンが次々と現われている(第1表,第2表)。
薬物療法の最近の進歩の中で最も大きいものの一つは,コーチゾン等の一連の副腎皮質ホルモンであろう。殊に膠原病等に対する基礎的な治療面に於て一新紀元を画したと云える。
メイヨー・クリニツクのHenchがコーチゾンを最初に人体に使用し,その抗リウマチに輝かしい成績を納めたのは1948年で,その後各方面のステロイドホルモンの研究は目覚ましく,コーチゾンの合成,更に新しい合成ホルモンの出現が予測され,天然ホルモンに優る新しい合成ホルモンが次々と現われている(第1表,第2表)。
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