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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻12号

1957年12月発行

文献概要

臨床実験

計量的水平斜視手術に於ける鉛直筋同時矯正の価値について

著者: 大橋孝平1

所属機関: 1慈大眼科

ページ範囲:P.1468 - P.1471

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I.緒言
 水平方向の斜視矯正手術に対して,計量的に腱の前後転を行つて矯正効果の適正を計る方法は従来色六報告されているが,一部その成果には反対するものもあり,現在有効とするものと無効とするものと対立の状態にあり,結局斜視筋の機能検査法の不備によると思われる。
 然し乍ら単に手加減で手術するほど危険のことはないのは論をまたない所であり,少くとも手術の方針は,手術すべき筋を決定したらば,この斜視度に応じた計量的の予定量に目標を置いて手術することが理想であるべき事は,当然臨床上の要求であらねばならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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