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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻13号

1957年12月発行

文献概要

特集 トラコーマ 綜説

札幌,岩見沢,美唄各市及び札幌,旭川市郊外村落の中小学校学童に対するAchromycin油性懸濁液に依るトラコーマ集団治療成績

著者: 藤山英寿1 藤岡敏彦1 池田裕1 篠原正俊1 越智通成1 大塚秀男1 佐藤ミナ1 渋谷ヨシ子1 吉田テイ1 陳内鶴江1

所属機関: 1北海道大学医学部眼科

ページ範囲:P.1641 - P.1644

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 先に我々の教室では之等各市及び村落の中小学校生徒児童につきトラコーマ(Tr.)の集団検診を行い,其検診成績を夫々発表した。
 今回は此時選出されたTr.患者に対するAch-romycin油性懸濁液(Achr.O.)に依る集団治療成績を報告する。現在迄のところAchr.O.がTr.の諸症状を軽減或は消失せしめ,集団治療に対し特に好都合であり,且つ中等度以上のTr.に対して手術を併用する事が,治療効果を非常に促進せしめる事等を再確認した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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