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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻2号

1957年02月発行

文献概要

特集 第10回臨床眼科学会号 シンポジウム トラコーマの臨床の診断

トラコーマの臨床的診断—生体顕微鏡より見たる

著者: 国友昇1

所属機関: 1日大医学部眼科

ページ範囲:P.95 - P.103

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1.緒言
 トの結角膜症状としては,従来から濾胞様隆起(FB),乳頭(P),卜性混濁(Oc),瘢痕(C)及びパンヌス(Ps)等が挙げられている。最近には角膜の上部にフルオで染まる上皮性角膜炎も,重要な症状の一つであると主張する学者もある。
 之等の変化の中,ト性結膜症状の時間的推移を考えてみると,の様な順序で,生々しいト性変化は漸次に古くなりつつ,瘢痕化して行くことが解る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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