icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻2号

1957年02月発行

文献概要

特集 第10回臨床眼科学会号 一般講演

(36)緑内障加重試験の診断的価値

著者: 池田一三1 阪本善晴1

所属機関: 1大阪市立大学眼科

ページ範囲:P.285 - P.285

文献購入ページに移動
 私共の加重試験は次のようにして行う。普通の眼圧測定時と同様Nupercain点眼麻酔後寝台の上に被検者を仰臥させ,10.0gの錘をのせたSchiotzの眼圧計を角膜中央部におき,ただちに眼圧計の示度をよみ5分間そのまま放置,5分後再度眼圧計の示度をよみ眼圧計を除去,以後5分間隔で眼圧を測定,加重除去30分後試験を終了する。
 1.未手術緑内障の眼圧下降率(加重前の眼圧−加重除去時の眼圧/加重前の眼圧×100)は,正常眼及び緑内障及び緑内障の疑ある眼にくらべ小なる値を示した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?