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特集 第10回臨床眼科学会号 一般講演
(50)トノグラフイーの臨床(第2報)—飲水試験について(其の1)
著者: 景山万里子1
所属機関: 1東京警察病院眼科
ページ範囲:P.355 - P.363
文献購入ページに移動I.緒言
Grant (1950)の創案になるtonographyの研究は,その後アメリカに於て追試され,最近では我が国に於ても,2〜3の研究発表が見られる様になつた。
tonographyは電気眼圧計を使つて行うものとされているが,私は普通の「シエッツ」眼圧計に,考案した固定装置を施して,かなり正確にtono-graphyを行う事が出来た。この方法は,同時にMullerの電気眼圧計を使つて比較してみたが殆んど変らない測定値であつた。この実験装置,実施方法,電気眼圧計との比較,測定成績等については別に発表するので此処には省略する(第1報)。
Grant (1950)の創案になるtonographyの研究は,その後アメリカに於て追試され,最近では我が国に於ても,2〜3の研究発表が見られる様になつた。
tonographyは電気眼圧計を使つて行うものとされているが,私は普通の「シエッツ」眼圧計に,考案した固定装置を施して,かなり正確にtono-graphyを行う事が出来た。この方法は,同時にMullerの電気眼圧計を使つて比較してみたが殆んど変らない測定値であつた。この実験装置,実施方法,電気眼圧計との比較,測定成績等については別に発表するので此処には省略する(第1報)。
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