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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻2号

1957年02月発行

文献概要

特集 第10回臨床眼科学会号 一般講演

(60)胃癌からの転移性脈絡膜癌—倉知教授就任15周年祝賀論文

著者: 青木辰夫1 米村大蔵1

所属機関: 1金沢大学眼科

ページ範囲:P.378 - P.382

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 転移性脈絡膜癌については,現在迄に200例以上の報告1)-11)があるが,その原発集は殆どすべてが乳癌で,その他に少数の肺,気管枝癌もある。しかし胃癌2)-4)からのものは極めて稀で我が国では菅沼4)の1例のみのようである。我々は胃癌から転移したと考えられる,しかも原発巣の症状発現より数カ月前に眼症状を現わし,原発巣発見に役立つた本症の1例に遭遇し,眼球及び胃の両者の組織学的検索をなすことが出来たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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