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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻3号

1957年03月発行

文献概要

臨床実験

急性ブロバリン中毒者の1眼にみられた散瞳症

著者: 山本禎一1

所属機関: 1国立函館病院眼科

ページ範囲:P.452 - P.454

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 催眠剤中毒による眼障碍に関しては古くから多くの報告があつて,カルモチン,アダリン,ブロムラール,ルミナール,カルデイナール,ベロナール,ウレタン等によつて,視力障碍,中心暗点,軸性視束炎,中心動脈痙攣,眼筋麻痺,瞳孔強直,外斜視,其の他を起すと述べられている。私は最近,自殺を図つてブロバリン150錠(15g)を服用,未遂に終つて覚醒後に長期間の一眼の散瞳症を来した例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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