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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻3号

1957年03月発行

文献概要

臨床実験

硝子体溷濁患者のレプトスピラ血清反応について—広島県佐伯郡における成績

著者: 矢ケ崎薫1

所属機関: 1佐伯病院眼科

ページ範囲:P.457 - P.460

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 レプトスピラ症(レ症)の後遺症として,葡萄膜炎乃至硝子体溷濁の起る事は,古くから知られているが,原因不明の葡萄膜炎乃至硝子体溷濁を診た場合,その原因がレ症である事を確認するのは容易でない。何故ならばレ症として含まれるものの中には必ずしも定型的な黄疸や高熱を来すものでなく,又血清反応も何処ででも行えるものではないからである。
 著者は昭和30年3月以降,広島県佐伯郡地方における葡萄膜炎乃至硝子体溷濁患者中にはレ症によると思われるものが,存在するのではあるまいかと考えて,次の臨床実験を行つたのでその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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