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臨床実験
簡単な緑内障負荷試験温罨法
著者: 水野勝義1
所属機関: 1市立岡崎病院
ページ範囲:P.460 - P.461
文献購入ページに移動 緑内障の負荷試験はGradleが其の綜説を発表して以来,内外に於いて雨後の筍の如く種々の方法が発表され,夫々有意義な成果を挙げている。然し其等の何れも,少からざる肉体的苦痛を患者に与える。従つて患者の苦痛が殆んど無い様な負荷試験が最も望ましく,魵沢が傾斜試験を始めたのも此の目的に適つたものである。私は魵沢と同一の目的を以つて,温罨法が,何等の苦痛なく,緑内障の負荷試験として利用し得る事を証明した。
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