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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻4号

1957年04月発行

文献概要

故中村康教授追悼号 原著

本邦人胎児黄斑部の発育過程について(Ⅰ)

著者: 佐伯譲1

所属機関: 1日本医大眼科

ページ範囲:P.622 - P.632

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緒言
 動物網膜の発育過程については内外を問わず幾多の研究があるが,人眼網膜特に黄斑部の発育についての研究は比較的少く,外国にてはChievi-tz, Seefelder, Mann等の研究が代表的のものであり,本邦にては最近中村教授の概説及び市川氏の研究があり,市川氏はその細胞の発育過程について詳細に報告した。文献に依れば成人黄斑部の呈する形態は胎生時より存在するものではない様である。然らば黄斑部は胎生時にはどの様な形態の変化過程を辿るのであろうか。これについて私は本邦胎児を用い検索し若干の知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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