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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻4号

1957年04月発行

文献概要

故中村康教授追悼号 原著

網膜電流に就いて—補遣 其の二

著者: 広瀨東一郎1 平岡寅次郞1

所属機関: 1日本医大眼科

ページ範囲:P.644 - P.647

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第1章 緒言
 さきに著者は人生体眼に於ける網膜活動電流に就き,其の基礎的,臨床的研究結果を総括し,或は特異的なるものに就き実験結果を述べて来たが本稿に於ては小口氏病の網膜活動電流に就き述べたいと考える。
 周知の如く,小口氏病は明治39年小口忠太教授が発見報告以来,明暗順応時に於ける特異な眼底変化(中村—水尾氏現象)と暗順応経過曲線の特徴とに依り諸学者の注目するところとなり,幾多の研究がなされているが,其の本態は今尚推論の域を脱しない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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