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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻4号

1957年04月発行

故中村康教授追悼号 原著

春季カタル及び老人性白内障患者の血清総Ca量に関する研究

著者: 根本祐1 永井誠一1

所属機関: 1日本医大眼科

ページ範囲:P.653 - P.657

文献概要

緒言
 春季カタルの発病に就ては,アレルゲンの侵襲は勿論であるが,其の基盤をなすものは体質が大に影響する事は充分想像されるのである。私共は今回其の体質研究の一部として,血清中総Ca量を柳沢氏法に依り測定した。
 春季カタルの血清Ca量に就てはつとに Woodsの報告があり,Ca量の減少を認め且つ非経口的のCa療法を有効であると述べている。又本邦に於ては,高橋氏が,5例の春季カタルに就て測定し,Ca量が健康人より多いものが少からずと報告した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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