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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻4号

1957年04月発行

文献概要

故中村康教授追悼号 原著

科手術に於けるウインタミンの使用経験

著者: 臼井都夫1

所属機関: 1金沢大学医学部眼科

ページ範囲:P.687 - P.692

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緒言
 1950年,フランスのRhone-Poulence研究所で合成された自律神経安定剤クロールプロマジンは,1951年,H.Laboritが,之を主体とする多くの薬剤を用いて,臨床的にはじめて人工冬眠麻酔に成功して以来,今日まで内科,外科,精神科,産婦人科,耳鼻咽喉科,皮膚科,眼科等の各領域に於て広く応用されて来た。
 本剤を眼科領域に於ける手術の麻酔にはじめて使用したのは,Dejean及びJauhmes (1954)等であつて,我が国に於ては,1955年,植村によつてはじめて報告されて以来,多くの人々の報告が見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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