文献詳細
文献概要
故中村康教授追悼号 原著
科手術に於けるウインタミンの使用経験
著者: 臼井都夫1
所属機関: 1金沢大学医学部眼科
ページ範囲:P.687 - P.692
文献購入ページに移動緒言
1950年,フランスのRhone-Poulence研究所で合成された自律神経安定剤クロールプロマジンは,1951年,H.Laboritが,之を主体とする多くの薬剤を用いて,臨床的にはじめて人工冬眠麻酔に成功して以来,今日まで内科,外科,精神科,産婦人科,耳鼻咽喉科,皮膚科,眼科等の各領域に於て広く応用されて来た。
本剤を眼科領域に於ける手術の麻酔にはじめて使用したのは,Dejean及びJauhmes (1954)等であつて,我が国に於ては,1955年,植村によつてはじめて報告されて以来,多くの人々の報告が見られる。
1950年,フランスのRhone-Poulence研究所で合成された自律神経安定剤クロールプロマジンは,1951年,H.Laboritが,之を主体とする多くの薬剤を用いて,臨床的にはじめて人工冬眠麻酔に成功して以来,今日まで内科,外科,精神科,産婦人科,耳鼻咽喉科,皮膚科,眼科等の各領域に於て広く応用されて来た。
本剤を眼科領域に於ける手術の麻酔にはじめて使用したのは,Dejean及びJauhmes (1954)等であつて,我が国に於ては,1955年,植村によつてはじめて報告されて以来,多くの人々の報告が見られる。
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