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文献概要
大橋孝平教授開講10周年記念論文
ストマイ及びコーチゾンの奏効した急性瀰漫性脈絡網膜炎の一異型
著者: 針谷嘉夫1
所属機関: 1慈恵医大眼科
ページ範囲:P.915 - P.918
文献購入ページに移動緒言
急性瀰漫性脈絡膜炎に関しては多数の報告があり種々な検索も為されているが,その本態に就いても未だ定説がない様である。之は一方では本症が分類上にも確たるものが無い為であるが,過去の報告に就いて見ても,実に多種多様な症状を呈することからも,その困難さが思われるのである。
最近余は急性滲出性脈絡網膜炎の形で発病した本症の一例を経論したので報告する。
急性瀰漫性脈絡膜炎に関しては多数の報告があり種々な検索も為されているが,その本態に就いても未だ定説がない様である。之は一方では本症が分類上にも確たるものが無い為であるが,過去の報告に就いて見ても,実に多種多様な症状を呈することからも,その困難さが思われるのである。
最近余は急性滲出性脈絡網膜炎の形で発病した本症の一例を経論したので報告する。
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