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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科11巻7号

1957年07月発行

文献概要

臨床実験

瞬目回数に関する研究—(其の1)正常成人の瞬目回数に就て/瞬目回数に関する研究(其の2)正常小児及び乳幼児の瞬目回数に就て

著者: 南熊太1 山城主計1 南ミツ1

所属機関: 1久留米大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1012 - P.1017

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緒言
 瞬目回数に関しては,病的の場合は,Basedow氏病患者に於ては,瞬目回数少くParkinsonis-mus患者に於ても,瞬目回数の減少を見ると言う事は一般に知られている事である。又,流行性脳炎の昏睡期に於ては瞬目回数が極めて少く,ヒステリーの際にも瞬目回数減少し,鞏皮症の場合も,瞬目回数が減少すると言われている。
 之に反して,蛔虫症の際には,瞬目回数が非常に増加することがある。此の蛔虫症の際の瞬目回数増加に関しては,南熊太も既に報告している所である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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