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臨床実験
眼瞼下垂症に対するFriedenwald-Guyton-三国氏手術の変法—特に再発防止対策に就て
著者: 菅沼定明1
所属機関: 1十仁病院眼科
ページ範囲:P.1209 - P.1212
文献購入ページに移動 眼瞼下垂症に対し,今日までに記述されている手術方法は誠に多種多様で,之を大別すれば,
(1)前頭筋の作用を上眼瞼に及ばさんとする方法(2)上直筋の作用を上眼瞼に及ぼさんとする方法(3)上眼瞼拳筋の前転法(筋不全麻痺の場合)となり,夫々適応例に対しては相当に有効と考えられるものも少くないが,術式の複雑であつて効果の不安定なものもあり,而も再発を起し易いことが,殆んど全ての方法に共通の欠点とされている。
(1)前頭筋の作用を上眼瞼に及ばさんとする方法(2)上直筋の作用を上眼瞼に及ぼさんとする方法(3)上眼瞼拳筋の前転法(筋不全麻痺の場合)となり,夫々適応例に対しては相当に有効と考えられるものも少くないが,術式の複雑であつて効果の不安定なものもあり,而も再発を起し易いことが,殆んど全ての方法に共通の欠点とされている。
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