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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻1号

1958年01月発行

文献概要

臨床実験

オレアンドマイシンの眼内移行について

著者: 近藤有文1

所属機関: 1東大分院眼科

ページ範囲:P.82 - P.84

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 抗生物質療法の進歩は昨今に至つても,ますます目覚ましいものがあり,新抗生物質が次々と治療界に登場しつゝある。この中エリスロマイシン類似抗生物質として先に秦氏等によりロイコマイシンが得られ,次いでフランスではスピラマイシンが,アメリカではノボビオシン,オレアンドマイシン(以下OLM)が発見せられた。
 OLMはStreptomyces antibioticusの一菌株より分離された抗生物質で,その抗菌スペクトルはグラム陽性菌及び陰性菌の中のナイセリア(淋菌),インフルエンザ菌,百日咳菌等に作用し,リケツチア,大型ビールス,原虫にも有効とされる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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