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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻10号

1958年10月発行

臨床実験

Dextromycinの眼科的応用—其の1,抗菌力試験(附 デキストロマイシン,レギオンナトリウム溶液併用の試み)

著者: 浅山亮二1 三浦寬一1 白紙敏之1 不破晶1 掛見喜一郞2

所属機関: 1京都大学医学部眼科教室 2京都大学医学部薬学科

ページ範囲:P.1299 - P.1304

文献概要

I.緒言
Dextrolnycin(以下DM)は緒方氏が土壤から分離した放線菌の一種たるStreptomyces fra-diaeの産生する塩基性抗生物質で,1949年同氏により命名されたもである。其の後,同氏及び立岡等により本品の精製研究が進められ其の理化学的特性が明らかになつたが,更に荒木等は本抗生物質の抗菌作用及び薬理学的諸問題に就て,詳細なる検討を加へ,主な特性として
 1.其の硫酸塩は水に易溶,アルカリ側で強い抗菌性を示し,且つ水溶状態では熱に安定で長期の保存に耐へ,血液成分による抗菌力減弱は見られない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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