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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻11号

1958年11月発行

文献概要

特集 手術

私が愛用する眼瞼内反及び外反症術式について

著者: 広瀬金之助1

所属機関: 1長崎大学医学部眼科教室

ページ範囲:P.1395 - P.1400

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 臨床眼科編輯部秋田氏の来書に曰く,「瞼眼内反び外反手術に関して貴下が日常愛用している方法を,入局したばかりの初心者に示すつもりで書いてみて下さい」という。私は当時身辺多事で,多くの時間を費やして執筆するを好まなかつたが,果して来書の通りとすれば,「眼科書の様に種々なる方法を羅列する必要もなし,よしと観じて行つている方法を,稍詳しく記述すれば足りるのではあるまいか。たとい現在の術式に落ち付くまでに試みて来た方法との優劣を論ずるとしても,多くの時間を要する事もあるまい」と。それで諾の返事を認めた。此の小稿の読者諸賢に予め右御諒承を乞う次第である。
 まず本題に入るに先立つて,内及び外反症手術々式撰択の方針に触れておきたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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