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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻11号

1958年11月発行

文献概要

特集 手術

外国に於ける斜視手術

著者: 生井浩1

所属機関: 1久留米大医学部眼科教室

ページ範囲:P.1551 - P.1555

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 現在外国で行われている斜視の手術術式に就ては,外国で多数刊行されている眼科手術書に夫々種々の方法で記載されて居り,又Allen編Stra-bismus Ophthalmic Symposium I (1950)及びⅡ(1958),C.V.Mosby Companyにも詳述されていて,特に附加するものはないと思われる。実際に種々の病院で多くの人達の手術を見学し,或はResidentに対する講義等を聞いてみると,勿論各人各様,自己の好む方式を採つている。中には其の理論に随分不審な点があるものもあり,手技の拙劣見るに堪えぬものもあつた。
 我々としては徒らに外国の手術の模倣に終始する様な愚を避け,熟慮検討の上,独自の理論術式を発展させるよう常に心掛くべきであると思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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