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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻13号

1958年12月発行

文献概要

日本トラホーム予防協会々誌

トラコーマ結膜嚢内共棲菌について(第3報)—葡萄状球菌の諸種薬剤に対する感受性について

著者: 難波龍也1

所属機関: 1岡山大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.79 - P.85

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緒論
 私はトラコーマ結膜嚢内共棲菌に就いて,種々検索を行つているものであるが,第1報及び第2報に於て其の菌種,其の発現頻度,一眼よりの証明菌種並びに其の嫌気性発育に就ての実験結果に就て健康眼並びにトラコーマ疑似症眼との比較を行い報告した次第である。今回は其の結果最も発現頻度が高く,且つトラコーマ症状に対する影響も大きいと想像される萄葡状球菌に就て,其のサルフア剤,及び数種の抗生物質に対する感受性に就て実験を行い検討したので其の結果を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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