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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻2号

1958年02月発行

文献概要

臨床実験

局所麻酔薬と涙液量

著者: 水川孝1 高木義博1 浜博1

所属機関: 1徳島大学眼科

ページ範囲:P.168 - P.172

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 眼科領域に於ける局所麻酔剤としては未だにコカインが使われているのは,麻酔効果がこれに匹敵するものがないためによるが,最近合成化学の発達により各種の新麻酔剤が合成乃至配合され登場して来た。我国で使用されつつある主なものは,先ずプロカイン系製剤としては,Tubocain(吉富),Depocain, Oily (大日本製薬),Long-cain (万有),Daicain (第一),Etercain (中村滝)いずれもプロカインの局所麻酔作用を長期持続するため,溶媒としてベンチールアルコールを用いたり,更にアミノ安息香酸ブチールを加え,相乗的麻酔作用を期待している。又特殊な合成剤としては次の4種がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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