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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻3号

1958年03月発行

文献概要

特集 第11回臨床眼科学会号 一般講演

Inah-mycin (科研)の網膜血管徑に及ぼす影響

著者: 長瀬憲一1

所属機関: 1新潟大学眼科教室

ページ範囲:P.378 - P.383

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 Isonicotinic acid hydrazide (INAH)に網膜血管拡張作用のあることに就いて種々実験した成績に就いては私は只今日本眼科学会雑誌に投稿中であるが,この度これとStreptomycin (SM)の結合物であるInah-mycin (科研)に就いて実験してみたのでその成績を以下に報告し度いと思う。
 Inah-mycin (基準名結晶硫酸ストレプトマイシンイソニコチン酸ヒドラゾン)はSMとINAHとの化合物の硫酸塩で,無色可溶性の結晶で,1gのSMは236mgのINAHと化合し,その構造式は下の通りと云う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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