icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻3号

1958年03月発行

文献概要

特集 第11回臨床眼科学会号 一般講演

所謂軽症慢性軸性視束炎に対する一私見

著者: 土方文生1 木村正1

所属機関: 1秋田県立中央病院眼科

ページ範囲:P.487 - P.491

文献購入ページに移動
I.緒言
 所謂軽症慢性軸性視束炎(以下軽慢軸と記す)の存否に関しては賛否両様の論説があり猶幾多の疑点の有る所である。昭和32年度日眼総会に於ける井街・鈴木・桑嶋三氏のシムポヂウムにても充分には論じつくされず,むしろ問題を今後に残したとさえ見られる様である。
 殊に本症がその診断根拠中に,視力良好なる中心比較虚性暗点の証明されるものと云う点が更に論議を複雑にしているとも見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?