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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻3号

1958年03月発行

特集 第11回臨床眼科学会号

一般講演

東洋医学的にみた虹彩炎(葡萄膜炎)の治療

著者: 小倉重成

ページ範囲:P.521 - P.527

文献概要

 Uveitis anteriorは女性に多く,Uveitis po-steriarは男性に多いとされている。こゝでは虹彩毛様体炎(Uveitis anterior)のみを単独に取り上げずに,葡萄膜炎全体の立場から考えた。
 虹彩炎は時代により,又は国によつて,その原因を梅毒,結核,焦点感染等の諸説其の他によつて理由づけてきている。然し乍ら多くの場合そう単純に原因を決定づける訳にはゆかぬ様である。又原因が比較的はつきりしている時でも,それは多くは上に述べた様な細菌等の如き外来原因,乃至は特異的原因について云われる事が多い。従つて往々にして内因乃至は非特異的原因については論じられぬ傾きがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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