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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻5号

1958年05月発行

文献概要

臨床実験

飼犬から罹患した犬型レプトスピラ症による後発眼症について

著者: 長谷川文吾1 青木十己孝2

所属機関: 1下関厚生病院眼科 2高知県立衛生研究所

ページ範囲:P.697 - P.700

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緒言
 曩に大石教授は,レプトスピラ症による葡萄膜炎が山口県下に於ても,屡々発見されることを述べ,一般の注意を喚起した。
 そこで,私等は今回その追加として,人体に感染することの稀なLeptospira Canicola (犬型レプトスピラによつて発症した虹彩毛様体炎の2症例の経過並にこの2症例の感染源であるLep-tospira Canicolaを保有する飼犬の血清学的所見及び病理組織学的所見を併せて簡単に報告することにする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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