文献詳細
臨床実験
文献概要
Oleandomycin (Matromycin,PA 105—以下OM)は1954年Sobin,English及びCelmerによりStreptomyces antibioticsの1菌株より分離された塩基性抗生物質で実験式はC37H67NO13と云われる。普通塩酸塩又は燐酸塩として使用され水に易溶の白色結晶で,他の塩基性抗生物質とはペーパークロマトグラフ,赤外線スペクトルにより容易に区別される。
熱及びP.H.に対する安定度は高くSobin等の実験では0.1%水溶液はP.H.2.2,5,7及び9で室温に24時間放置しても何等抗菌力の損失を認めないと記載している。
熱及びP.H.に対する安定度は高くSobin等の実験では0.1%水溶液はP.H.2.2,5,7及び9で室温に24時間放置しても何等抗菌力の損失を認めないと記載している。
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