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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻5号

1958年05月発行

臨床実験

Oleandomycinに関する研究—第1報 抗菌力について

著者: 真柄史郞1

所属機関: 1新潟大眼科

ページ範囲:P.741 - P.747

文献概要

 Oleandomycin (Matromycin,PA 105—以下OM)は1954年Sobin,English及びCelmerによりStreptomyces antibioticsの1菌株より分離された塩基性抗生物質で実験式はC37H67NO13と云われる。普通塩酸塩又は燐酸塩として使用され水に易溶の白色結晶で,他の塩基性抗生物質とはペーパークロマトグラフ,赤外線スペクトルにより容易に区別される。
 熱及びP.H.に対する安定度は高くSobin等の実験では0.1%水溶液はP.H.2.2,5,7及び9で室温に24時間放置しても何等抗菌力の損失を認めないと記載している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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