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臨床実験
Orbitonometryに関する研究—第4報"Thyrotropic Exophthalmos"について
著者: 植村恭夫1
所属機関: 1慶大眼科教室
ページ範囲:P.845 - P.849
文献購入ページに移動緒言
著者は,第Ⅱ報にて甲状腺機能亢進症患者のOrbitonometryに関する研究を発表し,第Ⅲ報にて此等の患者に対する放射性ヨードI131の治療効果に就いて検討を試みた。今回は臨床的に"Thyrotropic exophthalmos"と考えられる症例に就いてOrbitonometryを施行し,得られた成績と,前報に述べた成績とを比較し,Orbitono-metryの面から,内分泌性眼球突出の一元説,二元説に対し些か批判を加えてみることとした。
著者は,第Ⅱ報にて甲状腺機能亢進症患者のOrbitonometryに関する研究を発表し,第Ⅲ報にて此等の患者に対する放射性ヨードI131の治療効果に就いて検討を試みた。今回は臨床的に"Thyrotropic exophthalmos"と考えられる症例に就いてOrbitonometryを施行し,得られた成績と,前報に述べた成績とを比較し,Orbitono-metryの面から,内分泌性眼球突出の一元説,二元説に対し些か批判を加えてみることとした。
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