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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻6号

1958年06月発行

文献概要

臨床実験

異常瞳孔反応(反射性瞳孔強直症,瞳孔緊張症,絶対性瞳孔強直症等)の成立病理について(その3)—薬物反応について

著者: 大本純雄1 鴨打俊彦12

所属機関: 1東京大学眼科教室 2関東中央病院

ページ範囲:P.882 - P.885

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I.緒言
 瞳孔反応異常疾患の鑑別診断方法として,対光反応,近見反応,暗順調検査等の臨床診断的に常用されて来た理学的検査法の外に,幾つかの薬物学的方法が知られている。
 例えば瞳孔不同症の性質を判定するに用いられるCoppezの表(1903),交感神経侵襲部位を判定するに用いられるFoster and Gagelの図表(1932)等があるが,Adler and Scheie (1940)により発表されたメコリールによる瞳孔緊張症の診断法は,臨床診断的価値が比較的大であるとして,欧米殊にアメリカでは広く用いられている様である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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