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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻6号

1958年06月発行

文献概要

臨床実験

Oleandomycinに関する研究—第2報 睫毛性潰瘍性眼瞼縁炎患者から分離したブドー球菌に対する菌感受性の検査成績/Oleandomycinに関する研究—第3報 2〜3前眼部疾患に於ける臨床使用成績

著者: 真柄史郎1

所属機関: 1新潟大眼科

ページ範囲:P.899 - P.908

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 ブドー球菌はあらゆる組織や器官に炎症を惹起して壊死及び膿瘍を形成する病原菌で,化膿性疾患の起炎菌として私共が日常最も多く遭遇する細菌である。従つて抗生物質療法の対象となることが最も多いので耐性菌の発現に就ては各科から最もしばしば報告されるところである。
 水井(1953,1957),川畑(1953),石山等(1957)は外科的疾患に於けるブドー球菌に就き,石井等(1955)は外科及び耳鼻科疾患に就き,細谷等(1955),水野(1957)は婦人科領域から報告している。眼科領域に於ては徳田等(1950,1953,1955),杉浦(1957),板橋(1957)等の報告が見られる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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