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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻7号

1958年07月発行

文献概要

臨床実験

黄斑出血並びに黄斑円板状変性を伴つた網膜色素線条症の1例

著者: 三浦準1

所属機関: 1東北大学限科

ページ範囲:P.975 - P.976

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 網膜色素線条症は,1889年Doin之を発表し,本症に,弾力線維性仮性黄色腫が併発するのを発表したのは,1929年Grönbladである。以来,本邦に於ても古くは内藤氏,前田氏,大塚氏,練山氏等,近年に到り宮崎氏,仁田氏等の剖検例等,数多くの報告例があるが,最近私も,本症例に高度の皮膚変化,黄斑部円板状変性及び内科的に,高血圧症,心臓障碍等を伴つた一例を経験したので,追加報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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