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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻7号

1958年07月発行

文献概要

臨床実験

多発硬化症候群の1例について

著者: 菅原淳1 浜田正和1

所属機関: 1高松赤十字病院眼科

ページ範囲:P.988 - P.991

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緒言
 近年本邦に於ても多発硬化が注意せられて来たように思われる。之が従来稀と考えられていた理由が何にあるにせよ,多発硬化の診断は一部の識者が行われる程容易ではないのではあるまいか。私共は最近多発硬化が充分に疑われたが,多発硬化症候群と見る他はない一例を経験したので其の症例を報告し,併せて多発硬化の診断をめぐつて多発性脱髄症候群の呼称が適当ではないか卑見を述べる次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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