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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻7号

1958年07月発行

臨床実験

ラカルノールの眼血管拡張作用と増田氏中心性脈絡網膜炎に対する治験例

著者: 常松美登里子1

所属機関: 1慈大眼科

ページ範囲:P.1007 - P.1010

文献概要

緒言
 ラカルノールは温血動物の臓器抽出物で,アデノシンを主域分とし,血管,特に冠状動脈に対し選択的に拡張する作用を有し,その拡張性は主に自覚的な訴えを基にして観察されて居るが,今回は慈大眼科教室の方法として,眼底動脈について拡張度をグルストランド検眼鏡に装備せるスクリユーマイクロメーターを以て他覚的に計測し,併せて中心性脈絡網膜炎に連用して相当の効果をおさめ得たので簡単に報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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