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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻7号

1958年07月発行

文献概要

私の経験

慢性涙嚢炎の非観血的療法

著者: 菊池富三郎

所属機関:

ページ範囲:P.1049 - P.1050

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緒言
 慢性涙嚢炎は,眼科医が屡々遭遇する病気の1つであるが,従来は手術的に除去されることが多く,また最近はレヂンチユーブ挿入法なども行われるようになつた。しかし,その遠隔成績からみると,前者は依然として流涙の訴えの去らぬことが多く,後者もまた後には再閉塞するものが少くない。従て手術を嫌う多くの人は抗生物質液の洗滌によつて姑息的に治療をしている人が多い。然るに下記の如き筆者の小経験により,非観血的治療を以て永久的治癒が可能なことを知つたので,その方法を略述して各位の御追試を乞う次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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