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連載 眼科図譜・44
乳児黒内障性家族性痴呆症(ティ・ザックス氏病)の臨床的および組織学的知見
著者: 松浦みわ子1 堀内敏男1 安生昌夫1
所属機関: 1東北大学眼科
ページ範囲:P.1071 - P.1072
文献購入ページに移動乳児黒内障性家族性痴呆症(テイ・ザツクス氏病)は,痴呆,全身筋肉の麻痺,及び高度の視力障碍を伴ふ,特異な眼底像によつて知られる家族遺伝性疾患の一つである。
本症例は,之等の症状を完備した11カ月の男児で,(出生:1952年1月16日,初診:1952年12月13日。)3年5カ月の経過後,全身衰弱で死亡した定型的な一例であり死後剖見に附された。両親に血族結婚を証明する。
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