icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科12巻8号

1958年08月発行

臨床実験

角膜コンタクトレンズの研究—(その2)白子眼に対するスフエリコンレンズの装用経験

著者: 紺山和一1

所属機関: 1順天堂大学眼科学教室

ページ範囲:P.1136 - P.1140

文献概要

緒言
 白子眼に虹彩を描いたコンタクトレンズを用いるとよいと云う意見が内外の成書(1)に述べられている。その目的とするところは屈折異常の矯正と羞明感を軽減せしめるためである。しかし従来の角鞏膜型ならびに角膜コンタクトレンズでは一般に装用時間が短いために実用的にはあまり成功したという報告が見られないようである。著者は先般スフエリコンレンズの眼球振盪眼への装用に成功(2)したが,今度更に着色スフエリコンレンズを眼球振盪症を併せ有する白子眼に応用して良い結果を得たのでここに発表する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら