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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻1号

1959年01月発行

文献概要

臨床実験

滲出性網膜炎の1治験例

著者: 佐藤和夫1

所属機関: 1東北大学眼科教室

ページ範囲:P.17 - P.19

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 滲出性網膜炎は眼底に特有な滲出物,血管変状,出血等を認める疾患で,1908年Coatsにより始めて詳細なる記載がなされた。
 以後本症はCoats氏病とも呼ばれ,数多くの報告が見られるが,その本態に関しては,現在尚明らかでない。従つて又確実な治療法はなく,遂には病変が網膜全体に及び,更に虹彩炎や続発性緑内障等を併発して,失明することが多く,予後は絶対に不良と考えられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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