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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻1号

1959年01月発行

文献概要

眼科新知識

前房内食塩水注入による隅角開大法とそれによる狭隅角緑内障の隅角所見について

著者: 荻野紀重1

所属機関: 1横浜市大眼科

ページ範囲:P.93 - P.101

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 原発緑内障の内に極めて狭い隅角を有する一群かあることは周知の事実であり,此は人によりnarrow angle glaucomaと呼ばれ,1954年の国際眼科学会のシンポジウムでclosed angle glau-comaと命名されている。
 処で此場合の隅角は屡々極端に狭く,ほとんど細隙状となり,虹彩周辺の生理的膨隆のために隅角細部の観察は極めて困難であることが多い。このような際に我々は常に次の問題に直面する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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