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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科13巻10号

1959年10月発行

文献概要

臨床実験

涙道機能検査と機能不全症

著者: 栗林保人1 松田才忠1

所属機関: 1信州大学医学部眼科

ページ範囲:P.1307 - P.1310

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 涙道機能検査は臨床上重要であるのに,フルオレスチンの結膜嚢内消失時間を測定する方法しかない。しかもこの方法は時間がかかること,涙道の器質的疾患も含まれるので臨床上最良の方法とは言えない。又涙道機能は瞬目運動と関係が深いのに今までの検査ではこれを等閑にしている。これらのこと,及び鼻涙管口検査,ビニール管による涙嚢機能検査の経験から臨床上に適していると思われる涙道機能検査法を考案したので報告し,併せて涙道機能不全症数例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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